トップページ > 高速バスで行くノンカイとラオスの旅
 
5日前
まずは計画です。ネットでいろいろ調べました。

■ルートは?と・・・
バンコク→サラブリ→ナコンラチャシマ(コラート)→コンケーン→ウドンタニ→ノンカイ、、、だな
距離は、約650km・・・遠い
■バスは?・・・
ノンカイ行きとウドンタニ行きがあるようです。今回は国境に直接行くのでノンカイ行きが良いでしょう。乗車時間は10時間だとか。うぇ、長い。スモーカーの私に耐えられるか。
バスは会社によって出発時間や料金が異なり、ネット上では正確な情報は得られませんでした。やはりモーチットに行かないと先に進みません。
■朝便か夜便か?・・・
バンコク朝出発だとノンカイは夕刻、国境を越えるにもゲートの時間制約があるし、じゃ夜便だな!

3日前
初めての長距離バス、当日になって「空席が無い」なんて言うハプニングに遭遇しないように3日前に高速バスのチケットを購入しました。長期祭日で無い限り事前購入は不要、当日購入でも大丈夫です。しかし特にゆっくり乗れる特別VIPバス(Sクラス)は座席数が少ないので事前購入がお勧めです。

購入場所はモーチット2バスターミナルの3階。今回は豪華バスで名高いチャーンツアー(プラトゥナーム・バイヨーク2の隣にも発券事務所があります)の特別VIPバス(片道600バーツ)の21:45発を選びました。バスクラスは普通・VIP(450バーツ/Gクラス)・特別VIP(600バーツ/Sクラス)の3種。それぞれ出発時間と車輌が異なります。チケット購入時に座席を指定できます。料金とバス仕様はバス会社により若干異なります。
[クラス]
 普通車(1列4席)
 VIP車(1列4席)
 特別VIP車(1列3席)

[特別VIPバス
モーチット出発時間]
07:30 21:45

19:30
さて、いよいよ自宅出発です。モーチット2バスターミナルまでのルートはいろいろありますが、もし荷物が少ない身軽な状態だったら、シーロム通りやセントラルワールド、アヌサワリーを通る77番の路線バスで終点まで、今回はBTS高架鉄道でモーチット駅まで行き、そこからタクシーで行きました。


余裕を持って20:30にモーチットバスターミナルに到着しました。
チケットを購入した日は日中でしたのでガランとしていましたが、夜行出発のこの時間、いやいやすごい人です。椅子に座れず、フロアに座っている人たちも。
「チケットを買えなかった人もいるんだろうな」
「事前に買っておいて良かった・・・」

20:30
バス出発は21:30ですので、コーヒーブレイクを取って時間待ちです。出発バスの案内は2階中央部にインフォメーションがあります。ここにLCDテレビの出発案内があるのですが、この搭乗ターミナル番号は正確ではありません。本来は正確なんだと思います。バスの運転手がこのゲートに止まらないのだと思います。参考までにしましょう。

2014年7月現在、このディスプレイは既に故障となっています。いつ復旧するのか、タイ人のことですからこのままでしょう。

21:00
21:00にバスゲートに移動。乗車するバスを探します。インフォメーション表示のゲート情報が間違っていても、バスは確実にアナウンスされたゲートのそばに停車します。ノンカイ行きのS-CLASSバスがありました。2階建てです。念のためにバス係員にチケットを見せて確認しました。大きな荷物は1階の貨物室に入れます。スーツケースがあっても大丈夫ですね。
[バスの見つけ方]
・バスの後部側面に BANGKOK-NONGKAI と書いてあります。
・内部を見て、1列3席であること。
・座席1席毎にLCDディスプレイが付いている。
・バスの側面下側に GPS、HID、音符、ゲームリモコンなどのマークがある。

21:15
いよいよ乗車です。平日なのでガラガラだと思ったのですが、これがほぼ満席。やはり事前にチケットを購入しておいて良かったです。

1例3座席で、各座席にはそれぞれLCDテレビが付いています。座席の広さは航空機のビジネスクラス。VIPバスもサイズが同じですが、椅子の質感が違います。リクライニングはフラットまでは行きませんが、かなり寝そべることができます。フットレストもありますし、ふくらはぎも上に上げてくれます。更に、マッサージ機能付き。大したマッサージじゃないけれど。

「これ、超〜いいじゃん」

トイレは1階です。階段が超〜ハシゴ的なので、降りる時は要注意です。

しかし、うむむむ、超〜快適。

21:30 21:30になりました。定刻にドアが閉まり、バスはゆっくり後退し始めました。ノンカイへ出発です。出発後、すぐ水と軽食セットが配られました。LCDテレビには、約30の映画とローカルテレビ4チャンネルが入っています。ゲームもありましたが動作していませんでした。映画はタイ映画と洋画です。残念ながら洋画は英語字幕が出ますが、全てタイ語吹き替えになっています。航空機のようなヘッドホンの貸し出しはありませんので、携帯で使うイヤホン・マイクがあると便利です。

03:00 休憩は5時間30分後のコンケーンです。燃料補給で20〜30分の休憩です。この時間ではどの店も開いていません。タバコ一服ですね。

06:30
コンケーンを出発して3時間30分後、やっとノンカイに到着です。

バスを下車したら、ノンカイ→ビエンチャン(タラードサオ・バスステーション)の国際バスのチケットを購入します。座席指定ですので、すぐ満席となってしまいますので、早めに購入しましょう。購入にはパスポートの提示が必要です。料金は55バーツです。
出発は1日6便しかありません。
07:30 / 09:30 / 12:40 / 14:30 / 15:30 / 18:00の出発です。

出発まで約1時間。時間潰しにバスターミナルの周りを歩いてみました。コーヒー屋さん無いかな〜?しかし何もありません。時間が早すぎですね。

2014年7月現在、このブースはここの横に新設されています。

参考までに、この逆便であるビエンチャン→ノンカイ便のタラードサオ・バススターション出発は、07:30 / 09:30 / 12:40 / 14:30 / 15:30 / 18:00となります。料金は15,000キップです。

07:30
バスが入って来ていよいよ搭乗です。結構良いバスです。

昔は、ノンカイの国境バスターミナルから国境バスに乗ったものです。そのバスときたら、冷房無しのボロボロの小型バスでした。買出しのラオス人と混じって乗ったものです。
そんな経験があったものですから、このバスはビックリでした。

バスの中でラオスの入出国カードが渡されますので、乗車中に記入しておきましょう。

07:50
タイ出国ゲートに到着しました。バスを降りて、出国カウンターで手続きを済ませます。タイの出国カードに記入モレが無いか確認しましょう。

出国カウンターは4つあります。2つには「PASSPORT」と書いてあり、もう1つはタイ語で書いてあります。一番右のカウンターはパスポート所持していない国境通過許可証のラオス人・タイ人専用ですので、ここには並ばないようにしましょう。(なお一番左のカウンターはオーバーステイ者専用です)
無事に通過して,待機しているバスに戻ります。

08:15
タイとラオスの国境メナム川を渡って、ラオスに入りました。

入国ゲート前で左側通行から右側通行に変わります。電車の線路みたい。

入国ゲートに到着です。入国手続きを終えてバスに戻ります。

日本人は査証(ビザ)は不要ですが、入出国カードの提出は必須です(日本人に限り不必要との情報がありますが、出国時にトラブルとなる場合がありますので、記入・提出した方が無難です)。

また2013年より入国時に税関登録が必要となりましたので、ラオス入国後(入管ブース手前でも構いませんが、ICカードには有効時間があり、入国審査に時間がかかると無効となる場合があります)、入管ブース脇にある税関RAFIDブースにてパスポートを登録して、ICゲートカードを受け取り、入国エリアを出る時に自動ゲートに挿入します。

09:00
ラオス入国から約30分で、終点ビエンチャン・バスターミナルに到着しました。
ここはタラード・サオ(ラオス最大のショッピングセンター)の横です。
いや〜、バンコクからとうとう着いたんですね。
結構快適でした。

ホテルまではトゥクトゥクを利用しましょう。
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