トップページ > 観光会社のガイドとご対面
彼らはタイ王国の観光ガイド国家試験を通過したエリートです。
まして日本語可能なガイドはまだまだ少なく、タイ国内の各旅行会社では日本語ガイドの確保が大変な状態です。ですから彼らは異常なまでのプライドを持っています。首に掛けているIDを誇らしげに見せばらかしています。彼らの気持ちも解るけど、こう言う態度好きじゃないなあ〜。
彼らが本来の観光ガイドの業務として、何も解らない観光客に対して、身の安全を確保して親身に世話してくれれば良いのです。
それが彼らの仕事なのです。しかし中には平気でピンハネしたり、チップを強要したり、女性客にちょっかいを出したりする者もいます。こういう事があってはいけないはずです。
彼らにとって、お客が自由行動される事が一番いやな事です。
自分の知っている店や契約店に行かなければ、キックバックが無いからです。副収入が無くなっちゃうのですよ。だから、「いや、あの店よりこっちの方が良いですよ」な〜んちゃって、どうにか引っ張って行こうとする。こう言う時の態度で、このガイドが良質かガンか判断出来ます。
業務外でも無料の案内は彼らにはありません。
「この人親切だねぇ〜」な〜んて思ったら大間違い。お店での請求伝票は、通常より上乗せまたは質を落として通常料金されています。そして皆さんの見えない所か、後日にこっそりバック金をもらいます。悪質でしょ。私はこんなの大嫌いです。掛かった費用は低額高額に関わらず、きっちり知りたいですよね。そしてチップで返金する。これが日本人の気持ちです。
良質なガイドには、最終日にチップを上げましょう。
価格は多くても500バーツがせいぜいです。以前に、あるご夫婦が「10,000バーツで足りるかしら」と言った話しがありましたが、いくら何でも桁が違います。こう言う話しはうわさが早いです。後々の観光客の為に、あまりの非常識は止めましょう。日本円換算で安くても、現地の物価じゃ大変な額です。皆さんの気持ちは解りますが、それを心得てくれれば彼らを良質なガイドにする事になるでしょう。
そもそもこういう体制を作ってしまったのは「日本の旅行会社」にあります。
各旅行会社は顧客の争奪合戦により、超格安ツアーを設定したため、日本の旅行会社は十分にタイの請合会社に滞在費用の支払をできなくしてしまいました。皆さんの格安ツアーは幾らですか?この費用は飛行機代と日本の会社の利益だけです。タイでのホテル代や観光バス、ガイド費用、観光地入場料などは、全てタイの会社の負担となっています。従ってタイの旅行会社は、到着後のオプションツアー追加やツアー外の食事、お土産屋への案内等でホテル代等経費を捻出して、さらに会社の利益も発生させなければならないからです。
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