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○メニュー: |
プレーンカレーを基本としてトッピングを追加するタイプ。昨今、何処に行ってもココイチ風で、こってりした柔らかブロックビーフが入っている「ビーフカレー」のたぐいは無い。 |
○注文受けスタッフ接客: |
タイ人接客は無愛想。タイ人スタッフではこの程度が一般的。 |
○待機時間: |
トッピングの調理時間により若干プラスとなるだろうが、オーダーからサーブまでの時間は早い。 |
○サーブ方法: |
一般的な愛想が無いタイ人スタイル |
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○テイスティング |
カレーライス(プレーン) 価格:160バーツ(消費税・サービス料込み) サラダ・食後の飲み物付き |
○カレー: |
酸味が強いカレーで、よく煮込んでいるトロトロ系カレー。素材にこだわり、上品に調理しているように感じる。食べて行くうちに、酸味の奥に辛さが上がってくる。完食後、やはり酸味が口に残る。 |
○ライス: |
好みがあるだろうが、カレーに対するライスが柔らか過ぎるように感じる。サラサラなスープ系カレーの場合は柔らかいライスが合う。しかしコッテリ系の場合は、米粒がしっかりして若干硬め、中はモチモチの米が合う。ライスのテカリも無いので、炊飯時に小さじ1杯のオリーブ油を入れると良いだろう。炊飯は、タイ製の大型電気炊飯器を使用しているのではないだろうか。やはり日本のIH圧釜圧力炊飯器を使うと、どんな米でも高級レストラン的なライスとなる。 |
○デザート・コーヒー: |
コーヒー等の飲み物が食後に無料でサーブされる。テイスティング時にはアイスコーヒーを注文した。何も考えずに一口飲むと、これがビックリ。口当たりなめらかでコーヒーにコクがあり、一瞬「水出しコーヒーか?」と疑った。しかし無料でサーブされるコーヒーにそんな手間をかける訳がない。「何の銘柄だろう?この豆」と何度も味わう。調理場出入口脇にはサーブカウンターがあり、そこにはドリップ式コーヒーメーカーがあったので、この店は手間かけてコーヒーメーカーで抽出していると分かった。しかしそれでもこのコーヒーは柔らかい。タイ豆の独特な悪臭と苦味が無い。ドリップコーヒーだけでは無い。どうもおかしい、どう考えてもタイの豆じゃない。で、精算の時にウエイトレスに聞いてみた。なんとUCCコーヒーだとのこと。う〜ん、やっばり。この店のオーナーはこだわる。コーヒーの味が分かっている人だ。 |
○価格: |
内容に対しての販売価格は高め。更にトッピング価格も高い。とんかつトッピングが100バーツプラスは如何なものか。店舗家賃が高いのは理解できるが、料理の内容に対してこの料金設定では集客上昇は難しい。 |
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○評価 総合:★★★★☆ |
料理:★★★★☆ |
サービス:★★★☆☆ |
店舗内装:★★★★☆ |
レセプション:★★☆☆☆ |
精算の早さ:★★★★★ |
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カレー自体は上品で高級感があるので大変良い。酸味を抑えてもらえれば、なお上。トッピング方式では無い、ビーフやポークの煮込みカレーも検討して頂きたい。ライスは若干改善を求めたい。コーヒーは文句無し。高めの料金設定だが、トッピング価格も高め、若干の検討を求める。この料金設定は飲み物を入れるとココイチと同程度だが、カレー自体はダントツ良い。 |