ホテルの子供料金とJF |
質問者:seki |
2013.4.13(土) 17:30 |
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[ 質 問 ] |
今月の末に、スイソテルを予約しております。 タイ人の9才の子供も一緒に宿泊します。 ホテルは2名分でとりました。 彼女と子供と3人で宿泊するのに、子供の分も請求されますでしょうか?また、朝食の際にも、9才の子供は一緒に食事出来るのか心配です。
また、このホテルはJFに厳しいらしく、22時以降の女性同伴は1000バーツ徴収です。自分は一緒にチェックインしますが、当然、夜も出入りします。
22時以降ホテルに戻るときに、日本人とタイ人のペアだから、その都度JF関係で何か言われると面倒です。
JFですが、家族等(のような関係)の女性にも、JFとかIDを要求すると失礼な扱いになると思いますが、ホテルの方は服装や化粧・雰囲気で判断しているのでしょうか? |
[ 回 答 ] |
タイのホテルの場合、人数に対しての課金では無く、1部屋に対して課金するシステムを取っていますので、エキストラベットの追加が無い限り、基本的に追加
料金はありません。まして同伴者が子供となりますと徴収されない場合が殆どです。しかし、朝食に関しては別枠となります。子供の年齢に対しての課金設定は
それぞれのホテルで異なりますが、小学生と中学生の境目または身長で境目を設定している所が多いようです。9才の子供さんでは、身長の高さにより朝食の課
金は微妙です。もし課金となっても朝食の子供料金が追加となるだけですので、致し方無いと思います。
タイ人女性との宿泊には、予約時にタイ人本名を入れておく事が必須です。例え正規に結婚していても、Mr./Mrs.では無く、正しく両名の氏名を予約に
入れなければなりません。同時チェックインであっても両名の名前がバウチャーに正しく記載されていない場合はJF適用となります。逆に、婚姻していない恋
人同士の場合は両名の本名をバウチャーに載せていれば、JF(Joiner Fee)の適用にはならないと言う事となります。これは、「警備上、宿泊者以外の者は入室禁止」のルールに基づいているからです。このルールは日本でも正
規ホテルでは同じく適用されています。ただタイでは「追加料金を払えば通してやる(タイ人に限らず宿泊者以外の入室に対して)」と言う見逃し料金なので
す。このJFに関しては、間違いなくタイ警察は警備上認めないと思います。
ここでJFの成り立ちについてお話しさせて頂きます。
2000年頃までは、このようなJF徴収制度はありませんでした。しかし売春ツアーで有名だった台湾が総統交代に伴って売春を禁止、韓国も日本人相手のた
め価格の急騰があり、日本人男性の海外旅行はタイへと流れました。当時は団体旅行やツアーパックが多く、日本の旅行会社も格安ツアーの競争へと入り、バン
コクのオペレーション旅行会社への支払はわずか1名当りたった5米ドルまで下がりました。この5米ドルで、送迎・ホテル代・半日観光を負担しなければなり
ません。バンコクの旅行会社はオプションを売ったり、ナイトツアーを強引に売るしか商売が成り立ちませんでした。そこで日本の大手旅行会社はバンコク旅行
会社に対して、「殆どの日本人男性はタイ人女性を部屋に連れ込むから、1泊当り1,000バーツ以上を追徴するようにホテルに教えて、宿泊費を極限まで下
げさせろ」知恵を与えました。これがJFの始まりなのです。現在では、日本旅行会社の関与に関係無くJFを徴収するホテルが当たり前となっておりますが、
唯一オリエンタルホテルだけはJFシステムを採用せず、頑固に宿泊者以外の入室を禁止しています。2年連続世界一の栄冠を取っただけあります。昨今のリ
ピーターの方は、JF徴収の無いサービスアパートを定宿している方が多くなっています。結論として「JFシステムは、憎っくき日本の大手旅行会社が作った
もの」なのです。
ホテルのセキュリティースタッフは服装によって判断はしていないと感じます。管理人はかつてアジアホテルにおいて、正規のタイ人妻に対して「役所で発行する結婚証明を出せ」とまで言われた事があります。 |