トップページ > タイ王国の概要

元首
ラマ9世国王(プミポンアドゥンヤデート)1946年6月10日に即位。憲法に、国王は神聖不可侵の元首(刑法では不敬罪が定められている)であり、国軍を統帥する立場にあるほか、仏教の擁護者である旨が規定されている。

宗教

国教は上座部仏教
小乗仏教
国民の9割以上が仏教を信仰している。(タイ全国の仏教寺院数は約3万、僧侶は約29万人)。
他にイスラム教・キリスト教・ヒンズー教・シーク教山岳民族固有の宗教もある。
憲法により信仰の自由は保障される。
地勢
インドシナ半島のほぼ中央、北緯5〜21度、東経97〜106度に位置し、西と北にミャンマー、北東にラオス、東にカンボジア、南にマレーシアと国境を接している。
中部平野地域、東部海岸地域、東北部高原地域、北部および西部山岳地帯、南部半島地域の5地域に区別され、国土の大半を平野部が占めており農地面積は国土の約40%。全国76県。

面積
513,115平方km
日本の約1.4倍
フランスとほぼ同じ大きさ

人口
6,387万人(2010年度)

首都  バンコク
(タイ語:クルンテープ=天使の都)
首都圏面積は1,565平方km
(東京都のほぼ4分の3)
人口は約570万人
首相
インラック・タクシン首相(2012年3月現在)

軍事
陸・海・空軍からなり、国王により統帥。兵力は 正規約30万人、予備役20万人。兵役の義務があり、微兵は2年。

年号
仏教 西暦2012年が仏暦2555年 (西暦に543年を加える)

政体
立憲君主制 (1932年憲法公布)
国旗
タイの国旗はトン・トライロング(三色旗)と呼ばれ、中央のブルーの横線を白線が上下に囲み、さらに赤線がその外側を囲むデザインになっています。
[青]国王
[白]宗教
[赤]国家および国民の団結心
このように、タイ国民の心の寄り所は”王室と宗教”、すなわち現国王のプミポン国王陛下に対する忠誠心と仏教、それも小乗仏教と呼ばれる戒律の厳しい南方上座部仏教を尊崇する心です。

民族
多民族国家。主にタイ族(85%)・華人系(10%)・マレー系・インド系・カンボジア系を中心に様々な民族で構成される。民族同士の混血がかなり進んでいる。

言語 タイ語
タイ文字は13世紀末にカンボジアのクメール文字に範をとって作られた表音文字である。現在のタイ文字は42の子音文字と32の母音文字があり、これらを組み合わせ音節を作り5種類の音調により発音される。
憲法
新憲法が1995年2月11日に公布され、その大要は、国王を元首とする民主政体

主権在民
信仰、言論、出版、集会、結社、政党結成、通信の自由を保障

立法
上院:議員数200名直接選挙(各県を選挙区とする中選挙区制)任期6年
下院:議員数500名直接選挙(比例代表制100名、小選挙区制400名) 任期4年
司法
法制度は成文法典であり、憲法を最高規範とする。
司法権は憲法により保証され、三審制で、第一審裁判所として16箇所の下級裁判所、113箇所の地方裁判所にて刑事・民事事件を扱うほか、特殊裁判所として9箇所の未成年裁判所、税務裁判所、労働裁判所がある。第二審裁判所としてはバンコクに4箇所の高等裁判所、第三審裁判所として最高裁判所がある。裁判官は国王が任命、罷免する。

時差
日本より2時間遅れ
(グリニッジ標準時より7時間進んでいる)

電圧
220V 50Hz

教育
6-3-3-4制
義務教育は中学3年迄

電話
国番号 66
一般電話は時間無制限一回につき3バーツ。
気候
熱帯性気候。
暑季(3月〜5月)
雨季(6月〜10月)
涼季(11月〜2月)
の3シーズン。
年間平均気温約28℃。
バンコクでは4月が平均30℃、12月が平均25℃。

通貨

タイの通貨単位は「バーツ」。
1バーツは100サタン。日本で言うと「銭」に当たる。
銅貨には25と50サタンの銅貨、そして1・2・5バーツの銀貨、銀と銅でできている10バーツ硬貨があり、紙幣には20・50・100・500バーツ・1,000バーツの5種類がある。


祝祭日 定休日

年間祝祭日数は日本とほぼ同じであるが、仏教に関係した休日が多い。定休日も政府機関、銀行、一般企業等は日本と同じ土日が休みで、週休2日制。

航空
タイ国際航空はタイを代表する航空会社で、国内線としては北部 9ケ所、北東部 7ケ所、そして南部 8ケ所、そしてバンコクエアウエイズは、サムイ島とプーケット島を結んでいる。
鉄道
北部と北東部の主要な町は、首都と効率的な鉄道網で結ばれている。また南部の鉄道網により、マレーシアとシンガポールまで列車で旅行することができる。国内の急行列車には1等から3等まであり、普通列車は3等座席のみとなっている。

入国手続き
30日以内の滞在はビザ不要。ただし、第三国行きまたは帰路の航空券が必要。黄熱病の汚染地区から出発して、10日以内の到着を除いて検疫が不要。観光ビザは60日以内滞在可能(延長可)。労働許可のない外国人の労働は禁止されている。
(参考と抜粋:在日タイ大使館ホームページ)
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